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第5回国際美容外科学会
2008-11-17 UP! カテゴリー:その他, 診療だより
11月15日より17日まで第5回国際美容外科に参加してきました。
15日土曜日の外来が終わった後、新幹線に飛び乗って会場のホテルニューオータニに駆けつけました。会場には世界各国から美容外科医が集まっておりその熱気に圧倒されました。土曜日のイブニングセミナーは是非とも参加したかったので急ぎました。現在、フェイスリフト(顔のしわ取り手術)はメスから糸を使用する方法に移りつつあります。糸を使うフェイスリフトの一つであるシルエットリフトがこのイブニングセミナーの内容でした。スペインから来られたDr.Pizzamiglio Robertoが講演されました。とても分かりやすい内容でありながら糸を使ったリフトの奥深さも感じました。講演の後に個人的にお話する幸運にめぐまれいくつか質問をしました。局所麻酔のコツ、針を刺入する角度、糸の深さなど丁寧に教えてくれました。私が冗談で(半分本気?)スペインに行ってトレーニングを受けたいと言ったらいつでも来なさいと名刺を渡してくれました。
皮膚科医の私が美容外科の世界でどこまで活躍できるのか、まさに正念場です。
Dr. Pizzamiglio Robertoと質問の後にて。院長の右手にはシルエットリフトの針が・・・
Dr.Pizzamiglio Robertoの講演よりスライドを引用。
シルエットリフトの基本は頬部のたるみを引き上げるのに4本の特殊な糸を使用します。
この糸にはコーン状の吸収される突起がついており脂肪組織と皮膚を引き上げます。糸のリフトにはアプトス、エックストーシスも有名です。
この手法の大家であるグルジア出身のDr. Sulamanidze Georgeos にシルエットリフトとの違いについて個人的に質問しました。名刺を頂いたのでまたメールで質問してみたいです。
糸のリフトは奥が深い!それが実感です。他にはブラジルから来られたDr. Santos Clara のエクソダームと呼ばれる深いケミカルピーリングの講演も興味深かったです。講演タイトルが「外科手術なんかしなくとも顔面若返りを可能だ」と、なんとも挑発的なタイトルですね。口の周りのしわが見事に消えていく経過はスライドを見ていて信じられませんでした。いや~、世界は広い!
学会は3つの部屋で同時に行われたので聞きたいセッションをあちこち移動してかなり忙しかったですよ(笑)。講演は全てEnglishです。自分の語学力のなさを嫌というほど痛感させられました。講演内容はかろうじて理解できるものの質問が出来ないのです。質問好きの院長としてはかなりのストレスでした。英語の勉強をもう一度学びなおします。
それにしても名古屋の美容外科のレベルは高いです。今回も名古屋から複数の先生方が発表されていましたが内容がどれも素晴らしいです。
最終日の3日目は神奈川クリニック(新宿アイランドタワー35階)でライブワークショップです。実際に手術を見学することができます。300人を超える医師が集合しました。そこで高須クリニック高須克弥先生の手術を目の当たりにすることができました。これからの励みになりました。今回もよく学びそして多くの美容外科の先生方と仲良くなることができました。本当に充実した3日間でした。
ここからはちょっと余談を。
1日目の講演の後に高須クリニック院長 高須克弥先生主催のパーティーが開かれました。司会がデーブ・スペクターさんです。最後にはなんと、郷ひろみが登場しました。GOひろみはカッコイイ!!くやしいけどカッコイイ。くやしいけれど、おまえに夢中・・・ギャランドゥー それはヒデキだろっ!
超間近で見ることができました。バラード、よかったな~ 泣いている女性もいましたよ。
司会のダーブ・スペクターさんと。巧みな話術で会場を盛り上げてくださいました。2日目の講演の後は神奈川クリニック総院長 山子大助先生が銀座ケントスでライブパーティーを主催して下さいました。楽しかったです。久しぶりにはじけまくりました。
神奈川クリニック総院長 山子大助先生(写真右 帽子の先生です)も負けていません。
すばらしい美声を聞かせてくれました。
いぇ~い、気分はサタデー・ナイト・フィーバーのジョン・トラボルタかも。古いな~。
院長の右横の女性は誰なんだろう? 肩組んでるけど全然覚えていないんです・・・
銀座ケントスがスパーク!みんなが自然発生的にtrainを作りました。
院長の前の女医さんはエクソダームで有名なブラジルのDr. Santos Claraです。気さくなチャーミングな先生でしたよ。もちろん名刺交換しました。ブラジル行きたいな~
はじけまくり、神奈川クリニック総院長とチークするSSクリニック院長。
山子先生すみません、カンチョウしたのは私です。