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眼瞼下垂手術 -道具へのこだわり-
2013-01-10 UP! カテゴリー:眼瞼下垂, 診療だより
ついに来ました!
眼瞼下垂用の新しい持針器です。木箱に入って恭しいです。
株式会社 EMIファクトリー 長野県にある医療機器の製造会社さんです。
北澤 健先生よりご紹介いただきました。
この会社の持針器は面白いです。持針器の長さ、先端サイズなどいろいろと特注できます。
オーダーメイドで自分好みの眼瞼下垂用持針器を作ってもらうことが可能です。
下の2本の持針器の違いが分かりますか?グリップとロックの位置に注目して下さい。
眼瞼下垂の手術では先端が曲がった持針器(丹下式)を私は好んで使用します。
この持針器を使うことで、骨間筋、屈筋などを用いた細やかな動きが可能です。
(「手術手技の基本とその勘どころ」 関 洲二 金原出版株式会社より引用)
ヘガール持針器です。眼瞼用に小さなものを使用します。
ヘガール持針器では腕の回旋運動が基本となります。
眼瞼下垂手術など細やかな手術は先端が彎曲した丹下式持針器が私は好きです。
昭和大学形成外科は伝統的に丹下式を好まれるようです。
ご存知のように昭和大学は大学病院の美容外科のトップランナーです。
美容虎の穴の山本 豊先生も丹下式を愛用しています。
道具にこだわることは大切なことだと思います。
株式会社 EMI ファクトリー御中
いつの日か世界で一つのSSスタイル眼瞼下垂用持針器を作ってくださいね(笑)。