診療だより
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美容虎の穴 下眼瞼手術
2013-07-08 UP! カテゴリー:眉毛下皮膚切除術, 診療だより
山本美容塾(JASS)が大変なことになっています。
熱気がすごいのです。西永福に熱帯高気圧が発生しています。
前回の池田欣生に続いて、久保隆之先生が登場です。
久保先生は日本で下眼瞼のくま治療を広めた第一人者です。
皮膚を切らず、結膜から眼窩脂肪を摘出するオーソリティーです。
生き馬の目を抜く、美容激戦区銀座で勝ち残った先生です。
銀座キューヴォ クリニック 久保隆之先生。天才肌の先生です。
下眼瞼除脂術は6,000例以上の経験をお持ちです。信じられない!
山本塾長と久保先生の夢の競演。
眼窩脂肪の下垂に伴う溝(tear trough)を治療します。
この症例では、経皮的アプローチで眼窩脂肪をtear trough に移動させ、溝を目立たなくします
(fat repositioning)。 眼窩脂肪を切除せず、眼窩下縁骨膜に縫合します(Hamra法)。
次の症例は眼窩脂肪の突出(baggy eyelids)を皮膚を切らず、経結膜的にアプローチします。
久保先生の経結膜除脂術はすばらしいの一言でした。
経結膜除脂術は当院でも人気のメニューの一つです。
多くの美容外科医がそうであるように、私も眼窩脂肪の後方よりアプローチしています。
久保先生は眼輪筋の直下より、隔膜前アプローチにて、眼窩隔膜をきれいに摘出して、
眼窩脂肪を取り出していました。
目のクマが2つに分かれているようなタイプの人(Double-convexity type)は眼窩隔膜を
きれいに剥がし取らないとその形態は改善しません。
久保先生曰く、
「アメリカでは隔膜前アプローチが主流であり、この術式が理にかなっています。」
目のクマのタイプによって、眼窩脂肪へのアプローチを選択するのがよいのでしょうか。
このことは大いに参考になりました。
講習会が終わり、充実感がみなぎり、ハイテンションな私です。
嫌がる久保先生を無理やり、引き寄せての記念撮影です。
熱い、情熱熱風セレナーデな一日でした。JASSは昇り竜の勢いです。