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英文論文
2013-08-12 UP! カテゴリー:W-PRP, 診療だより
英文論文を読む習慣が減ってきました。
こりゃ、いかんです。
当院は8月14日よりお盆休みをいただいています。
お盆休みに少しは勉強したいですね。
眼瞼下垂と多血小板血漿療法(W-PRP)の論文。
眼瞼下垂の論文(向かって左)は北澤先生からいただきました。
ハードコンタクトレンズを装着している人はそうでない人よりも、眼瞼下垂に
なるリスクが20倍も高いのです!
コンタクトレンズ性眼瞼下垂症は治療が手ごわいです。
挙筋腱膜がかなり薄くなっており、下垂手術をしてもある程度もどってしまいます。
コンタクトレンズ性眼瞼下垂症では、ある程度兎眼になるくらい挙筋腱膜をしっかりと
前転させ、瞼板固定します。
多血小板血漿療法の論文(向かって右)はK先生からいただきました。
白血球を添加した血小板療法のほうが、シワへの治療効果が高いことを、
ヌードマウスの耳介組織をサンプリング、病理組織標本から検討されています。
私が多血小板血漿療法を始めて5年経過しました。
当初より、血小板分離法も進化していっています。
血小板の分離についても、
遠心分離は1回、それとも2回(Double spin)のどちらが効率がよいか。
血小板回収に最も効率のよい遠心分離の回転数、時間はいくつなのか。
多血小板血漿療法も奥が深く、とても興味深い治療です。
合併症を限りなく抑え、最大限の効果を発揮する。
SSクリニックの多血小板血漿療法(W-PRP)もどんどん進化していきます。