名古屋市鶴舞の皮膚科・美容外科
SSクリニック

SSクリニックYouTubeチャンネル

MENU

Copyright © SS Clinic.

※当サイトの情報の転載、複製、改変等は
禁止いたします。

診療だより

眼瞼下垂

  • 眼瞼下垂手術 -信州大学方式について-

    2013-08-28 UP!     カテゴリー:眼瞼下垂, 診療だより

    最近は10代の患者さんが多いです。
     
    術後はみなさん、明るい表情になりますね。
     
    信州大学形成外科方式の眼瞼下垂手術について。
    認知度がましたせいか、雑誌などでこの術式の図を見かけます。
     
    以前に出したシェーマ(図)です。
    左は眼瞼下垂の図(挙筋腱膜が瞼板から外れている)、右が下垂手術した図です。

     
     
    よくありがちな図ですが、よくよく考えると正確ではない気がします。
     
    そもそも、それ程簡単に挙筋腱膜が瞼板から外れるものでしょうか?
     
    今までの手術経験を振り返り、新しい図を描きました。
     
    左図は眼瞼下垂(挙筋腱膜が伸びて緩んでいる)。  右図 挙筋腱膜を瞼板に固定。

     
     
    信州大学方式の眼瞼下垂手術は、緩んだ挙筋腱膜を締めて、瞼板に固定する術式です。
    挙筋腱膜を瞼板から剥がしたりはしません。
     
    眼瞼下垂手術を行っている眼科医とお話すると、この点で話が食い違います。
    瞼板から剥がさずに、挙筋腱膜を締めて、前転固定するのが信州大学方式です。
     
     
    平成23年に眼瞼下垂手術を受けた、私の眼瞼さんです。
    下横走靭帯など抵抗組織を切除して(手術のポイント)、挙筋腱膜を前転します。

     
     
    引き締めて、瞼板に固定します。

     
     
    手術写真は生々しいですが、手術中に痛みはありません。
    正確には手術が終わる頃、皮膚を縫う頃にチクチクと感じることがあります。
     
    眼瞼への局所麻酔も麻酔テープを貼ることで、想像よりずっと楽です(実際に経験)。
    麻酔をあえて多く使うことが、術中の出血を減らすコツです。
     
    私が行う眼瞼下垂手術に興味がある方は、お気軽にお電話をください。
    お待ちしています。
     
    追伸
    平成25年8月28日の時点で12月中旬~下旬の眼瞼下垂手術枠は埋まりかけています。
    10月、11月は一部空きがあります。

ページの先頭へ