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W-PRP(多血小板血漿治療)でこめかみをきれいに!
2021-07-13 UP! カテゴリー:PRP療法, 診療だより
全国のSSファンの方へ。
診療だよりをしばらくサボってしまい、すみませんでした。
10年以上、W-PRP(多血小板血漿治療)に取り組んでいます。
今回はW-PRPを用いたこめかみ治療についてです。
こめかみ(側頭部)は、側頭筋の委縮、脂肪の減少によって
凹み、頬骨弓が目立ってきます。
輪郭が不整になり、ゴツゴツした印象の顔になってしまいます。
今回は30歳代の女性のかたにご協力頂きました。有難うございます。
こめかみの凹みがすこし気になります。陰影が目立ちますね。
W-PRP治療のデザインです。
鈍針カニューレを用いて筋膜の上に注入します。
注入の深さがヒアルロン酸とは異なります。
ヒアルロン酸はloose areolar tissue(深側頭筋膜と側頭頭頂筋の間の疎な結合組織)に
注入しますが、PRPは筋膜の上にいれます。
こういうところにドクターのセンスがでます。
こめかもの凹みにヒアルロン酸、PRPどちらがよいのか?
どちらも効果はありますが、仕上がりのナチュラルな柔らかさから
私はPRP治療をお勧めしています。
治療して1ヵ月半の写真です。
まだ経過の途中ですが、こめかみがふんわりしてきました。
まだまだ上向きに効果はでます!
治療4ヵ月後です。
こめかみにボリュームがでて頬骨が目立たなくなりました。
治療前 治療4ヵ月後
左右を比べると、治療後はこめかみの陰影が減り、顔全体の印象が
柔らかくなっていますね。
患者さまはとても満足されていました。
効果は3年以上続くので、PRPはお勧めの治療です。