診療だより
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眼瞼黄色腫
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眼瞼黄色腫を治す!
2023-01-08 UP! カテゴリー:眼瞼黄色腫, 診療だより
まぶたにできる黄色の塊。
気になりませんか?
再発しやすいのですが、レーザー治療で長期間目立たなく
することは可能です。
41才の男性に生じた左下眼瞼の黄色腫です。
メスで切ると線が残ります。
エルビウムヤグレーザーで削ります。削る深さがポイントです!
エルビウムヤグレーザーは炭酸ガスレーザーの10倍の水分
吸収率であり、痂皮をつくりません。
黄色腫の治療で大切なことは、眼輪筋を損傷しないように
黄色腫の細胞のみを破壊することです。
治療から4ヶ月半が経過しました。
皮膚の質感も保たれ良好な仕上がりです。
治療はどれくらい痛いのか?
気になりますよね。
黄色腫に局所麻酔をしますが、針は極細の34Gを使用します。
麻酔は1%Eキシロカインにメイロンを混ぜて、注入時の痛み
を軽減させています。
さらに麻酔する直前まで黄色腫を冷却して、針の刺入時の
痛みをコントロールします。
不安がとても強い方には笑気麻酔を併用することもあります。
ほとんどの方が笑気麻酔なしで大丈夫です。
麻酔した後は治療時の痛みは全くありません。
もう一度、治療前後の写真を比較します。よい仕上がりですね。
眼瞼黄色腫の治療は、患者さまにもテープなど負担をおかけ
します。その負担を大きく上回る効果があります。
眼瞼黄色腫でお困りの方はお気軽にご相談ください。
(料金)
黄色腫の長径1mmあたり8,000円(税込み)
他に初診料もしくは再診料。
笑気麻酔使用の際はプラス2,000円