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眼瞼下垂
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眼瞼下垂手術は時を戻す手術なり
2024-12-31 UP! カテゴリー:眼瞼下垂, 診療だより
年齢とともにまぶたが重くなり、
容姿も変化します。
眉毛が挙がる、まぶたがくぼむ、
二重の幅が広くなる、などなど。
つい最近、海外に住む日系女性の下垂
手術を行いました。
抜糸後、すぐに海外へ戻られたので、
短期の経過しかありません。
下垂による容姿の変貌にお悩みの方への
参考になると思い供覧させて頂きます。
41歳の女性です。まぶたのくぼみが目立ち、
重瞼線が複数になっています。
実は28歳時に当院を訪れています。
13年の年月でまぶたの形態がかなり
変わったのがわかります。
眼瞼下垂手術を行いました。
(ここから先、手術写真が出ます)
下垂手術はデザインが最も大切です。
皮膚の切除量は少ないほうがよいと
言われる形成外科医もいます。
思考錯誤していろいろ行いましたが、
ほどほどに皮膚を取るのがよいです。
眼瞼下垂手術を受けられる患者さまは
40歳以上のかたが多いです。
眼瞼下垂と上眼瞼皮膚弛緩症を伴って
います。
だから皮膚切除も必要なのです。
挙筋腱膜を露出後、瞼板から剥離します。
眼の開きを見ながら、挙筋腱膜をベストの
位置で瞼板固定します。
皮膚を縫う時に、眼窩脂肪を寄せます。
手術1週間後です。腫れがあり、重瞼ライン
の外側がすこし乱れています。
(時とともに自然になっていきます)
手術前後の写真です。
まぶたのくぼみが改善され、28歳の時に近づきました。
まぶたが楽になったと喜ばれました。
適切な眼瞼下垂手術を行うことで、
機能だけでなく、容姿も若返ります。
眼瞼下垂手術はアンチエイジング手術
だと考えています。
まぶたのお悩みのかたはお気軽に
ご相談ください。