名古屋市鶴舞の皮膚科・美容外科
SSクリニック

SSクリニックYouTubeチャンネル

MENU

Copyright © SS Clinic.

※当サイトの情報の転載、複製、改変等は
禁止いたします。

診療だより

眼瞼下垂

  • 切開式重瞼術ではなく、眼瞼下垂手術が最強な理由

    2025-03-16 UP!     カテゴリー:眼瞼下垂, 診療だより

    切開式重瞼術があまり好き
    ではありません。
     
     
    ハム目、変に凹んだ重瞼ライン、
    瞼板に貼りついたようなライン。
     
    いかにも美容整形しましたという
    ような不自然な二重瞼。
     
     
    そんなのは嫌です。
     
     
    切開式重瞼術を受けるのはどんな
    方でしょうか?
     
    多くは一重まぶたの方です。
     
     
    一重まぶたは潜在的な下垂素因が
    内因しています。
     
     
    そうであるならば、
    切開式重瞼術ではなく、眼瞼下垂手術
    を受けるのが理にかなっています。
     
     
    今回は中学生の女子にご協力頂きました。
    ご本人およびご両親に感謝いたします。
    (以前にもこのブログに出られています)
     
     
    逆さまつ毛で角膜潰瘍の既往があります。


     
     
    まぶたが重い、眼の奥が痛いことが
    ある、肩こりを感じるなど、
    眼瞼下垂に随伴した症状を認めました。
     
     
    ご本人、ご両親とお話しした結果、
    眼瞼下垂手術を選択しました。
     
     
    自然な二重幅を希望されました。
     
    睫毛より皮膚を伸ばして7mm、
    皮膚切除幅は2.5mmにデザインします。
     
    厚い一重まぶたの方は眼窩脂肪が
    豊富なことが多いです。脱脂します。

     
     
    下横走靭帯、lateral hornを切離します。

     
     
    余分な眼窩脂肪の摘出のみでも
    まぶたは開けやすくなります。
     
     
    10代の若者に挙筋腱膜とミュラー筋
    の剥離は必要ありません。
     
    挙筋腱膜前転のみ行います。
     
     
    眼輪筋と瞼板上の組織の固定は行い
    ません。


     
     
    皮膚ー挙筋腱膜ー皮膚縫合します。
    これで自然な二重瞼が形成されます。

     
     
     
    下垂手術して2年経過しました。
    逆さまつ毛はなく、瞼も楽になりました。

     
     
     
    下垂手術して11年が経過しました。

     
     
     
    初診時(上)と下垂手術11年後(下)


     
     
     
    すっきりしましたね。
     
     
    当院の特徴として、
    長期に通院される患者さまが多いです。
     
    現在は脱毛で通われています。
     
     
    最初にお会いしたのが中学1年生の時。
    10年はあっという間ですね。
     
     
    下垂手術を受けられたこの患者さまは
    毎日を快適に過ごされています。
     
     
    下垂手術は人生を変えます。
    だからこそ良い手術を受けてほしいです。

     
     
    当院では手術デザインからたくさんの
    時間を取り丁寧に手術します。
     
    自費治療ならではの良さを追求しています。
     
     
     
    【リスク・副作用】
    術後のまぶたの腫れ、皮下出血。
    一時的なドライアイ症状。
    二重幅の左右差。

    【治療費】
    再診料 1,100円
    笑気麻酔 2,000円
    お薬代 3,800円(漢方薬、鎮静剤、点眼液)
    両側 428,000円 / 片側 289,000円

ページの先頭へ