診療だより
カテゴリー一覧
眼瞼下垂
-
眼瞼下垂手術 -挙筋前転法がよい理由-
2025-04-13 UP! カテゴリー:眼瞼下垂, 診療だより
SSクリニックでは、
挙筋腱膜前転法をベースに、美容の
エッセンスを加えた手術を行っています。
眼瞼下垂手術は、挙筋腱膜前転法、挙筋短縮
、ミュラー筋短縮、ミュラー筋タッキングな
ど様々な手術方法があります。
ミュラー筋に触れるのはお勧めできません。
17年の経験から、
シンプルに挙筋腱膜を前転固定することが、
術後トラブルを起こさない術式と考えてい
ます。
ちなみに信州大学方式というのは、
挙筋腱膜前転法の一つです。
信州大学方式は、眼窩隔膜を開き、隔膜
後面と挙筋腱膜を一体として前転します。
以前にもこのブログに登場して頂いた
40代女性のかたに再登場してもらいます。
一重まぶたのかたは潜在的な下垂
があります。
皮膚のたるみは少ないので、皮膚
切除の幅は控えめがよいです。
瞼板を露出、挙筋腱膜をミュラー筋
より剥離します。
左の挙筋腱膜を前転します。
挙筋腱膜を瞼板に前転固定します。
皮膚―挙筋腱膜ー皮膚縫合します。
下の絵のイメージです。
手術6か月後の状態です。
左:手術前 右:手術6か月後
眉毛の向きが変化しています。
当院の下垂手術は自費診療ですが、
時間をかけデザイン、機能、見た目にも
最大限留意した手術をおこなっています。
保険手術でありがちな、短く皮膚切開
だけおこない、挙筋腱膜を1点のみ固定
するような簡易手術はいたしません。
上記の術式では、
すぐに元にもどってしまう、見た目が
美しくないなどのリスクがあります。
生涯にわたり機能が保たれ、美しいまぶた
になる手術を心がけています。
まぶたでお悩みのかたはお気軽にご相談
ください。
機能美を追及した下垂手術をおこないます。
【リスク・副作用】
術後のまぶたの腫れ、皮下出血。
一時的なドライアイ症状。
二重幅の左右差。【治療費】
再診料 1,100円
笑気麻酔 2,000円
お薬代 3,800円(漢方薬、鎮静剤、点眼液)
両側 428,000円 / 片側 289,000円