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診療だより

診療だよりの記事一覧

  • サイトカインHARG療法(育毛治療)

    2014-08-23 UP!     カテゴリー:PRP育毛, 診療だより

    お問い合わせの多いHARG療法について。

    HARG療法とは、ヒト脂肪幹細胞の培養中の上澄み液を凍結乾燥した生体
    タンパク質製剤(AAPE パウダー)を頭皮に注入して、育毛を促す治療です。

    AAPEは頭皮の皮内でサイトカインを放出させ、弱った毛乳頭、毛幹・毛包を
    活性化させます。

    毛がないところには発毛しません。うぶ毛が残っていれば、太くなります。

    院長自身が受けましたので、実体験を報告します。

    実際に使用するAAPE製剤です。

     

    皮内注射は痛みを伴うため、注入法を工夫しています。
    私の右手にご注目してください。気分は夕陽のガンマンです。

     

    MEDJETです。
    炭酸ガスのジェット噴射でピストンを押し、薬剤を皮膚に注入します。

     

    さあ、始めますよ。

     

    私も年とともにかなり髪が細くなりました。おでこは子供の頃から広いです。
    広いでこには毛包が残っていないので、発毛は望めません(涙)。

     

    毛包が活力をなくして細くなった毛を、太くすることを目指す治療です。
    つむじなどにも広く注入します。白髪が黒くなるケースもあります。

     

    MEDJETでのジェット噴射注入は、どんと頭皮が押される感じがあります。
    ほとんど痛くないのは驚きです。

    注入後の前額部生え際。うっすらと点状の出血が見られます。
    すぐに乾きました。

     

    1cm間隔で注入します。

     

    注入に要した時間は15分程度でした。

    治療後6時間が経過すれば洗髪できます。
    私は翌朝に朝シャンしましたが、しみることもなく爽快でした。

    ここからはメーカーサイドの資料より。

    1ヶ月おきに6回の治療を1クールとしています。
    3回目くらいより、治療効果を実感されることが多いようです。

    1クール終了後は半年おきに1~2回のフォロー注入が理想です。

    発毛がみられない事はありませんが、うぶ毛のない部位は再生しません。

    女性の薄毛は特に有効です。

    民間療法の高額なトリートメントからHARG療法に切り替える方も多く見受けられます。

    サイトカインHARG療法に興味のある方は、お気軽にクリニックにお問い合わせ下さい。

     
     
    効果・改善度が少なかったため、
    現在HARG療法は中止しています。

  • 多血小板血漿療法(PRP) -60代女性-

    2014-08-08 UP!     カテゴリー:PRP療法, 診療だより

    こつこつと症例を積み重ねています。

    自分の血液を用いた若返り治療。

    血小板の作成はなかなか手間がかかります。

     

    日本の女性はシャイです。

    60代~70代の女性がはにかみながら質問されます。
    この年齢でも効果ありますか?

    効果あります。

    当院で行った多血小板血漿療法(PRP)の最高年齢は86歳です。

    興味があるかたは遠慮なく受診してください。
    お待ちしています。

    68歳の女性です。治療して4年が経過しました。

    治療前です。ほうれい線と幾筋ものマリオネットラインが気になるようです。

     

    当院オリジナルのPRP療法を1回のみ施行しました。

    治療1ヶ月後です。この頃から効果が発現してきます。

     

    治療して1年と10ヶ月です。かなりシワが浅くなりました。

     

    定期的に前額のボトックスなどにいらしてくれます。

    治療して4年と1ヶ月です。月日がたつのは早いですね。

     

    治療前です。

     

    長期間効果が持続するのがPRP療法のよさです。

    そろそろ、マリオネットラインにもう1回PRP療法を行う予定です。
    顎の両サイドがもったりしていますので、これはスレッドリフトを予定しています。

    PRP療法とスレッドリフトは相性がよいのです。

    自然な感じでシワが浅くなり、若返るのがよいですね。

  • 多血小板血漿療法(PRP) -実践編-

    2014-07-27 UP!     カテゴリー:PRP療法, 診療だより

    多血小板血漿療法(PRP)を希望されるかたが多いです。

    ゴルゴライン、ほうれい線、マリオネットラインが気になる方にとても
    よい治療です。

    開院して6年間、ずっとPRP療法を行っています。
    開院当初にくらべ、内容を少しずつグレードアップしています。

    ときどき、自分の血液を採血して、PRPのよりよい条件を確認しています。

    PRP療法は血液を遠心分離することで、血小板を分離、活性化させることが
    ポイントです。血小板が血球成分のなかで最も小さいことを利用します。

    「美しい人体図鑑」笠倉出版社より

    血液を分離した状態です。
    遠心分離する条件はそれぞれのクリニックで異なります。

     

    活性化した血小板を組織に注入することで、シワ、肌質が改善されます。

    古い組織破壊を促すために、ごくわずかの赤血球を入れます。
    分葉核球が多いと腫れ、発赤の原因となるので注意します。

    PRP療法は分離する段階からいくつものコツがあり、このステップを慎重に
    行います。

    取り出した血小板を活性化させるために、塩化カルシウムを入れます。
    塩化カルシウムの濃度を変えて、入れます。

    時間が経過すると、採血管の内溶液の一部がゲル化してきます。
    塩化カルシウムの濃度が高いほど、ゲル化が早いのがわかります。

     

    完全にゲル化してしまうと、撹拌してももとの状態にはもどりません。

     

    PRP療法は、手際よく行うことが大切なことがお分かりだと思います。

    血小板の適切な分離(当院は2回遠心分離法)、スピーディーな処置が必要です。

     

    なつかしい患者さんが来院されましたのでご報告。

    以前にもブログで紹介した患者さんです。48歳の素敵な女性です。
    ほうれい線、とくに口角外側の線が目立つことを気にされていました。

     

    一度、ヒアルロン酸注入を行いました。

    鼻下のほうれい線は改善しましたが、口角外側の線はもうひとつでした。
    この部位は治療に難渋します。

    PRP療法をお勧めして、実際に行いました。
    3ヵ月後くらいより、実感できる効果が出てきたそうです。

    効果がじわじわと出てくるので、周囲の人には気づかれなかったそうです。
    PRP療法の大きな特徴ですね。

    お願いしてお写真を撮らせていただきました。

    PRP治療から4年が経過していました。いいですね~。

     

    ほうれい線を触らせて頂きましたが、ヒアルロン酸を大量に注入したときのような硬さは
    まったくなく、ほんとうに自然な肌触りでした。

    これからも、よりよい治療を提供できるクリニックであり続けたいと思っています。

  • 耳のできもの -軟毛嚢腫-

    2014-07-11 UP!     カテゴリー:皮膚腫瘍, 診療だより

    皮膚腫瘍はさまざまな物があります。

    私も診断に苦慮することがあります。

    今回は、20歳男性の耳介後部に発生した腫瘍です。
    ブログに協力していただき、ありがとうございます。

    左耳介後部の青く透けるやわらかい腫瘍です。
    10年くらい前よりあるとのこと。

     

    高校生の時に、耳鼻咽喉科で針でつかれ、黄色の透明内容液が
    出たそうです。

    う~む、これは難しいです。

    リンパ管腫などを疑いました。

    耳介つけ根のラインをしっかりとマーキングします。

     

    単純縫縮させたいので、切除する皮膚はなるべく少なくします。
    薄い被膜をもつゲル状の塊が見えました。

     

    しっかりと摘出します。

     

    さて、縫えるのか?

    きれいに縫合しました。

     

    切除した検体です。わかりづらいですが、複数の毛が入っています。

     

    病理組織検査です。さあ、なんでしょう?

     

    袋の中にたくさんの毛があります。

     

    軟毛嚢腫(vellus hair cyst)の所見です。

    皮膚腫瘍はたくさんの種類があります。全身のどこにでも生じます。
    私はどの部位でも執刀します。

    今回は、私も術前診断に悩みました。

    もっと診断能力を高めないといけませんね。

    手術をうけた20歳のヤングボーイはすっきりとしたと、とても
    喜ばれていました。

  • 皮膚線維腫 -dermatofibroma-

    2014-06-29 UP!     カテゴリー:皮膚腫瘍, 診療だより

    臀部、下肢に生じやすい硬いしこり。

    皮膚科でホクロと言われたり、粉瘤と診断されます。

    見て、触れば診断は簡単なんですけどね。

    皮膚線維腫を診断できる皮膚科医はあんがい少ないようです。

    今回もブログに協力いただき、ありがとうございます。

    45歳の女性です。
    数年前より左下腿に褐色のしこりが出現しました。

     

    ダーモスコピー診断です。
    全体がうろこ状で中央は黄色。辺縁は褐色網目状(pigment network)です。

     

    ダーモスコピー画像からも、ホクロ、粉瘤と異なるのは一目瞭然です。

    良性腫瘍ですので、放置してよいです。
    ときに圧痛、掻痒があり、治療を希望されることがあります。

    レーザー治療は不適当であり、メスでの切除がよいです。

    このように皮膚の緊張が少ない方向に紡錘形に切除します。

     

    抜糸直前です。

     

    しばらくテーピングして創の緊張を軽減させます。
    お疲れさまでした。

     

    ここからが、本題です。

    なぜレーザー治療が不適当か?

    答えは病理組織検査にあります。

    このかたの病理組織検査です。
    皮膚線維腫を構成する細胞が、脂肪組織まで及んでいます。

     

    しばらく病理の世界へ。

    表皮突起が延長、基底層に色素沈着があります。

     

    皮膚線維腫は紡錘形細胞より構成されます。細胞密度が高いですね。

     

    脂肪組織まで浸潤しています。

     

    皮膚線維腫は脂肪組織まで浸潤・増生していることが多いです。

    レーザーで腫瘍細胞を取りきろうとすると、真皮の全層欠損を生じます。
    瘢痕になることは必発です。

    皮膚線維腫は何もせずに放置するか、メスによる切除がよいと思います。

    ケナコルト(ステロイド)を局所注射して、隆起が改善したケースもありますが、
    十分なエビデンスがありません。

    皮膚線維腫をしっかりと診断できる皮膚科医に見てもらうことが大切ですね。

  • 汗管腫 -やっかいなぷつぷつ-

    2014-06-19 UP!     カテゴリー:エルビウムヤグレーザー, 皮膚腫瘍, 診療だより

    眼のまわりにできる白いぷつぷつ。

    女性に多いです。

    気になって皮膚科を受診しますが、
    放って置くしかしょうがない、と言われてお終いです。

    汗管腫( Syringoma )は確かに治療が難しい。

    私ですら、そのように思います。

    根治は難しいかもしれませんが、目立たなくすることは可能です。

    ブログに協力して頂いた患者さんの治療経過を見ながら、
    当院の治療についてお話します。

    今回は話が長くなりますが、最後までお付き合い下さい。

    36歳の男性です。下眼瞼を中心に白色の丘疹が多発しています。

     

    写真は右眼ですが、左眼にもプツプツはあります。
    毎朝、顔を見るたびに、とても気になるそうです。

    汗管腫は女性の眼瞼に好発する小丘疹、エクリン汗管の限局性増殖です。
    (皮膚科学 第9版 金芳堂より)

    以前は炭酸ガスレーザーで丘疹を一つずつ焼灼していました。
    熱エネルギーが蓄熱してしまい、治療後に瘢痕を生じることがあります。

     

    汗管腫は腫瘍の深さが人によって異なります。
    腫瘍の深さを確認することが大切と考えるようになりました。

    2mm トレパンで生検して、病理組織検査で深さを確認します。
    7-0 ナイロンで一針縫合するので、傷は目立ちません。

    36歳男性の右下眼瞼より1つ、皮膚生検しました。

     

    一番下のピンク色の細長い塊が眼輪筋です。
    その上にエクリン汗器官の分泌部があります。

    汗管腫の腫瘍細胞は真皮浅層(乳頭下層)に限局しています。

    汗管腫のどんな顔つきをしているか?

    索状物、丸い房構造、ドーナツ状構造(中に分泌物)といろいろです。

     

    汗管腫の丘疹1つにこれだけの細胞があります。
    汗管腫の治療が難しいのは、これだけの細胞を間引かなくてはならないことです。

     

    ホクロのレーザー治療が、母斑細胞すべてを消滅させなくともそこそこの結果になります。

    汗管腫の治療も細胞をある程度間引きすれば外観上は目立たなくなります。
    ただし、将来的な再発の問題は残ります。

    無理をして瘢痕を残すほど照射するよりは、傷が残さないように気をつけ、そこそこ
    目立たなくすることを私は目指しています。

    なにを用いるか?

    エルビウムヤグレーザーでしょう。組織ダメージが少ないからです。

     

    茄子を照射したところです。蓄熱せずに組織が蒸散するので、照射部位どうしの干渉が
    ありません。このことは、丘疹が密に増生する汗管腫の治療に最適です。

     

    エルビウムヤグレーザーで汗管腫を照射したところです。

     

    この方は皮膚生検で汗管腫は浅いところに限局していたので、浅く照射しました。
    通常はもう少し深く照射します。

    照射5日後です。治療して2週間は厳重に閉鎖療法をお願いします。

     

    汗管腫の治療は、治療する医療サイドも患者さんも本気の覚悟が必要です。

    照射して1ヶ月が経過しました。淡いピンク色が残りますが、いづれ消退します。

     

    治療前です。

     

    当院の汗管腫の治療戦略をまとめると、
    ①皮膚生検で汗管腫の深さを確認する。
    ②病理組織検査の結果を参照にエルビウムヤグレーザーで照射する。
    ③10日~2週間の閉鎖療法を行う。
    *治療は片側ずつ行うことが多いです。

    いずれ、もっときれいに仕上がった症例をブログで登場させます。
    乞うご期待!

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