名古屋市鶴舞の皮膚科・美容外科
SSクリニック

SSクリニックYouTubeチャンネル

MENU

Copyright © SS Clinic.

※当サイトの情報の転載、複製、改変等は
禁止いたします。

診療だより

診療だよりの記事一覧

  • 第111回 日本皮膚科学会総会 その二

    2012-06-03 UP!     カテゴリー:レーザー脱毛, 診療だより

    6月3日はモーニングセミナーで講演させてもらいました。
    演者は葛西健一郎先生と私の二人です。
     
    朝8時からの開始なのでどれだけドクターが来るのだろうか不安でした。
    いざ開始したらびっくりです。立ち見まで出る大盛況でした。
     
    さすが葛西先生のネームバリューです。
     
    実はこのモーニングセミナーは私もかなり楽しみにしていました。
    葛西先生が講演された「レーザー脱毛の再検討~難しい部位でも安全に永久脱毛を~」
     
    皮毛角(毛髪と皮膚の角度)が脱毛の大きな要因であるにも関わらず、今まで
    あまり検討されてこなかったことなど興味深い話が多かったです。
     
    脱毛に関しては毛母細胞よりもバルジ領域(立毛筋の付着する膨大部)外毛根鞘
    最外側の表皮幹細胞(stem cell)へダメージを与えることが重要とされています。

    Asclepion社 学術参考資料より引用
     
    そのためにはある程度長い照射時間でレーザーを照射する必要があります。
    その実際のパルス幅(照射時間)についての検討がありました。
     
    具体的なパルス幅については割愛させて頂きますが、メーカーサイドの資料より
    広い時間を推奨されていました。
     
    このような生きた知識は講演会などでしか聞く機会がないので大変貴重です!
     
    しみ、アザ、脱毛に関する葛西理論は卓越しています。
     
    私も脱毛治療に関してエンジンアップする時期に来ていると考えています。
    本気でやりますよ。

  • 第111回 日本皮膚科学会総会 その一

    2012-06-03 UP!     カテゴリー:その他, 診療だより

    6月1日から3日まで国立京都国際会館で日本皮膚科学会総会が開催されました。
    とても充実した学会であり日本の皮膚科は可能性に満ち溢れていると感じました。
     
    不肖私も2日の教育講演20「皮膚悪性腫瘍の診断スキル」、3日のモーニングセミナーにて
    講演する機会を頂戴しました。
     
    2日教育講演では、私の発表は自己アピールに走った感があり発表時間を超えてしまい、
    他の先生にご迷惑をおかけしました。今後の課題とさせて下さい。
     
    皮膚悪性腫瘍は診断は言うに及ばず初期治療が大変重要です。
    初期治療の選択によって患者さんの予後を大きく変えてしまうことすらあります。
     
    皮膚悪性腫瘍のエキスパートの先生がたの講演を聴かせてもらいました。
    皮膚科で悪性腫瘍を扱っている先生はどの先生も真面目で誠実でそして気持ちが熱い。
     
    臨床における真摯な取り組み方を学ばさせて頂きました。

  • たかが脱毛、されど脱毛。

    2012-05-08 UP!     カテゴリー:レーザー脱毛, 診療だより

    レーザー脱毛についていろいろと考えさせられます。
     
    メラニンを含有している毛に可視光のレーザーを照射すると、レーザーの熱エネルギーが毛から毛嚢に拡散し、
    毛嚢に存在するfollicular stem cell を破壊することで脱毛が生じます。
     
    follicular stem cell は外毛根鞘性の最外層に存在しているので、レーザーの照射時間はある程度長い
    ほうがよいのでしょう。

    (スキルアップ 皮膚レーザー治療 中外医学社より引用)
     
    メラニンを有している毛のthermal relaxation time は大体40~100msec、表皮は3~10msec、
    レーザーによる脱毛のパルス幅(照射時間)は10~50msec が理想的とされています。
     
    このパルス幅では表皮の熱変性の方が強くなるので、表皮を冷却する装置が必要です。
     
    日本で一番普及しているレーザー脱毛はキャンデラ社のGentle LASE でしょう。
    たしかによいレーザーです。
     
    このレーザーは波長が755nm、パルス幅は3msecです。
    パルス幅がやや短いのが気になります。これではうぶ毛脱毛は難しいのでは?
     
    私はフォトRFによる光脱毛(レーザー脱毛と謳っている先生がいますが大変な間違いです)をしていました。
    光脱毛は効果にかなり限界があります。ずっと悩んでいました。
     
    光脱毛(フラッシュランプによる脱毛)で毛のバルジ領域まで光エネルギーを届かせるのは難しい。
    皮膚の表層に熱がこもる印象があります。だから熱傷のリスクが高いのです。
     
    葛西健一朗先生、北野幸恵先生にレーザー脱毛をこんこんと教えて頂きました。
    関西、関東を代表するこのお二人には今でも深く感謝しています。
     
    葛西先生は言いました。
    「オレはどんな毛が来ても、すべて脱毛してやるつもりで脱毛機械を全て入れ替えたんだ。」
     
    その影響でサイノシュアーElite MPX を購入しました。波長は755(Alex)と1064(YAG)nm
    Alex、YAGともに0.5~300msec のパルス幅を選択することができます。 これは凄い!

     
    その他の特徴としてYAG⇒Alex、Alex⇒YAGの連続コンビネーション照射が可能。
    このMPX(マルチプレックス)照射でYAGの照射痛を軽減することができます。
     
    ワキ、前腕、下腿はAlex、口囲、ビキニラインはYAGを好んで使用しています。
    うぶ毛はどうしても熱エネルギーは多く照射しないと効果がありません。
    表皮への負担が少ないYAGがより適しています。
     
    光脱毛で効果が無かったワキ脱毛をレーザー脱毛します。(写真は左ワキです)

     
    光脱毛はあくまでも美容器を使った脱毛にすぎません。レーザー脱毛は医療機による脱毛治療です。
    美容器と医療機、この違いが分かりますか?
     
    毛に発赤反応が生じ、微妙に毛がポップアウトするくらいがよいです。

     
    毛周囲への発赤がないと効果が弱い、かといって毛が抜けるくらい強く照射するのもまずい。
    このさじ加減が脱毛治療では重要ですね。
     
    シミ治療、脱毛治療は結果がはっきりしているので誤魔化しがききません。
    これからもリアルな治療を追及します。

  • 榊 SAKAKI は凄い!

    2012-04-30 UP!     カテゴリー:その他, 診療だより

    榊 SAKAKI さんは千葉県野田市を拠点とする医療器具製造メーカーさんです。
     
    この鑷子と剪刃が凄いのです。どちらもチタン製です。

     
    剪刃のアップです。チタン製デリケートアイリス剪刃

     
    刃先を注目してください。
     
    あっ、こんな細工が・・・。

     
    眼瞼下垂症の抜糸はちくちくとして少し痛いことがあります。
     
    このデリケートアイリス剪刃は刃先が細いので縫合糸の隙間に容易に入り込めます。
    糸を引っ張らずに抜糸が可能、だから抜糸時の痛みが格段に少ないのです。
     
    チタン製なので従来の剪刃と比べ切れ味が4~5倍長く続くようです。
    榊さんのファンになってしまいました。
     
    いい手術して患者さんに元気を与えてあげたいです。

  • 榊 SAKAKI

    2012-04-15 UP!     カテゴリー:その他, 診療だより

    凄い手術器具を作っているメーカーさんがあります。
    山本クリニックの山本塾長から教えて頂きました。
     
    千葉県の野田市に工場があります。
    職人魂のある工場です。
     
    榊(サカキ)というブランドです。
    エムエーコーポレーションで検索してください。

     
    チタン製の器具が特徴の一つです。チタン製の異物鑷子とカリパーです。

     
    医療器具はオートクレーブなどの熱処理で次第に先端がなまってきます。
    このチタン製の器具は熱に強くなまりづらいです。
     
    特にこの異物鑷子は眼瞼下垂の抜糸に効力を発揮します。
    皮膚は7-0 黒ナイロンで縫合しますが、この鑷子で抜糸すると糸がつかみ易く楽です。
     
    形成剪刃スーパーカットも秀逸の一品です。

     
    一見、普通の形成剪刃です。が、・・・
     
    刃先をよく見てください。ひと工夫されていますね。

     
    ダーモスコピーで拡大します。どうです、この均一の波状加工。

     
    山本塾長はライブサージェリーでこの形成剪刃スーパーカットを使いながら言っていました。
    「この剪刃使うと切れ味が良いせいか手術が上手くなった気がするんだよな」。
     
    やはり弘法は筆を選びます。

  • サージトロン dual EMC 筋膜下脂肪腫への応用

    2012-04-03 UP!     カテゴリー:皮膚腫瘍, 診療だより

    毎日、ばりばりサージトロンdual EMC を使用しています。
    ちょっと面白い使い方を見つけました。
     
    右背の脂肪腫です。違和感があるそうです。
    触診でとても深く触れます。ひょっとして・・・?

     
    エコー検査です。僧帽筋の筋膜(白い複数の線に見えています)の下に脂肪腫は局在。
    僧帽筋を圧迫しています。違和感があるはずです。

     
    メスで皮膚を切開したあと、僧帽筋の筋膜をStan式モノポーラ・フォーセップ
    切開します。切開した筋膜の下に黄色い脂肪腫が見えます。

     
    モノポーラ・フォーセップで脂肪腫を僧帽筋から分けます。
    出血がなく、とても侵襲が少ないです。

     
    つるりと取れました。筋膜下の脂肪腫はやや手強いですがサージトロン dual EMC が
    あれば心強いです。

     
    筋膜をバイクリル(吸収糸)で縫合してドレーンを筋層内に留置して手術は終了です。
    翌日にドレーンを抜去しましたが出血はほとんどなかったです。
     
    サージトロン dual EMC でより負担が少ない手術ができそうです。

当医院は『予約制』です。お問い合わせ・診療のご予約はこちら 受付可能時間=診療時間 TEL 052-332-7870

診療時間

MORE

当医院は『予約制』です
AM 10:00 - PM 1:00
PM 2:00 - PM 4:30
PM 5:00 - PM 6:30

○…通常診療
☆…手術/レーザー治療(フォトRFなど)/ヒアルロン酸/ボトックス治療など

アクセス

MORE

〒460-0012
名古屋市中区千代田3-14-14 パルティール鶴舞2F

● JR 中央線 鶴舞駅 公園前出口 徒歩約2分
● 地下鉄 鶴舞線 鶴舞駅 ⑥番出口 徒歩約2分

ページの先頭へ