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診療だより

W-PRPの記事一覧

  • 多血小板血漿療法(PRP) -60代女性-

    2014-08-08 UP!     カテゴリー:W-PRP, 診療だより

    こつこつと症例を積み重ねています。

    自分の血液を用いた若返り治療。

    血小板の作成はなかなか手間がかかります。

     

    日本の女性はシャイです。

    60代~70代の女性がはにかみながら質問されます。
    この年齢でも効果ありますか?

    効果あります。

    当院で行った多血小板血漿療法(PRP)の最高年齢は86歳です。

    興味があるかたは遠慮なく受診してください。
    お待ちしています。

    68歳の女性です。治療して4年が経過しました。

    治療前です。ほうれい線と幾筋ものマリオネットラインが気になるようです。

     

    当院オリジナルのPRP療法を1回のみ施行しました。

    治療1ヶ月後です。この頃から効果が発現してきます。

     

    治療して1年と10ヶ月です。かなりシワが浅くなりました。

     

    定期的に前額のボトックスなどにいらしてくれます。

    治療して4年と1ヶ月です。月日がたつのは早いですね。

     

    治療前です。

     

    長期間効果が持続するのがPRP療法のよさです。

    そろそろ、マリオネットラインにもう1回PRP療法を行う予定です。
    顎の両サイドがもったりしていますので、これはスレッドリフトを予定しています。

    PRP療法とスレッドリフトは相性がよいのです。

    自然な感じでシワが浅くなり、若返るのがよいですね。

  • 多血小板血漿療法(PRP) -実践編-

    2014-07-27 UP!     カテゴリー:W-PRP, 診療だより

    多血小板血漿療法(PRP)を希望されるかたが多いです。

    ゴルゴライン、ほうれい線、マリオネットラインが気になる方にとても
    よい治療です。

    開院して6年間、ずっとPRP療法を行っています。
    開院当初にくらべ、内容を少しずつグレードアップしています。

    ときどき、自分の血液を採血して、PRPのよりよい条件を確認しています。

    PRP療法は血液を遠心分離することで、血小板を分離、活性化させることが
    ポイントです。血小板が血球成分のなかで最も小さいことを利用します。

    「美しい人体図鑑」笠倉出版社より

    血液を分離した状態です。
    遠心分離する条件はそれぞれのクリニックで異なります。

     

    活性化した血小板を組織に注入することで、シワ、肌質が改善されます。

    古い組織破壊を促すために、ごくわずかの赤血球を入れます。
    分葉核球が多いと腫れ、発赤の原因となるので注意します。

    PRP療法は分離する段階からいくつものコツがあり、このステップを慎重に
    行います。

    取り出した血小板を活性化させるために、塩化カルシウムを入れます。
    塩化カルシウムの濃度を変えて、入れます。

    時間が経過すると、採血管の内溶液の一部がゲル化してきます。
    塩化カルシウムの濃度が高いほど、ゲル化が早いのがわかります。

     

    完全にゲル化してしまうと、撹拌してももとの状態にはもどりません。

     

    PRP療法は、手際よく行うことが大切なことがお分かりだと思います。

    血小板の適切な分離(当院は2回遠心分離法)、スピーディーな処置が必要です。

     

    なつかしい患者さんが来院されましたのでご報告。

    以前にもブログで紹介した患者さんです。48歳の素敵な女性です。
    ほうれい線、とくに口角外側の線が目立つことを気にされていました。

     

    一度、ヒアルロン酸注入を行いました。

    鼻下のほうれい線は改善しましたが、口角外側の線はもうひとつでした。
    この部位は治療に難渋します。

    PRP療法をお勧めして、実際に行いました。
    3ヵ月後くらいより、実感できる効果が出てきたそうです。

    効果がじわじわと出てくるので、周囲の人には気づかれなかったそうです。
    PRP療法の大きな特徴ですね。

    お願いしてお写真を撮らせていただきました。

    PRP治療から4年が経過していました。いいですね~。

     

    ほうれい線を触らせて頂きましたが、ヒアルロン酸を大量に注入したときのような硬さは
    まったくなく、ほんとうに自然な肌触りでした。

    これからも、よりよい治療を提供できるクリニックであり続けたいと思っています。

  • 多血小板血漿療法(PRP)  -治療編-

    2014-06-05 UP!     カテゴリー:W-PRP, 診療だより

    口角周囲の細いシワ、マリオネットライン(顎の両外側の溝)を
    どのように治療するか?

    当院では多血小板血漿療法(PRP)を行っています。

    百聞は一見にしかず。

    60歳代の女性です。左マリオネットラインを気にされています。
    この部位にお化粧がつまることが不愉快とのこと。

     

    多血小板血漿療法(PRP)を行い、5ヵ月後です。
    マリオネットラインがかなり目立たなくなりました。

     

    治療してから1年6ヵ月後です。さらに改善しています。
    触った感じもとても自然です。

     

    もう一度、治療前の写真。

     

    ヒアルロン酸注入、スレッドリフト(糸による引き上げ治療)なら、効果がなくなっている
    時期です。

    PRP療法は、注入して1ヵ月後くらいより効果が発現します。
    6ヶ月、長い人ですと9ヶ月くらいまで効果が向上します。

    効果は3年以上継続することも、しばしばあります。
    とてもよい治療だと思います。

  • 多血小板血漿療法(PRP)  -基礎編-

    2014-06-05 UP!     カテゴリー:W-PRP, 診療だより

    開業してから、ずっと多血小板血漿療法に邁進しています。

    よりよい条件を求めて、プロトコールを進化し続けています。

    自分の血漿で至適条件を追求しています。

     

    採血量は17ml です。これで治療に十分な血小板が採取できます。

    遠心分離機で分離します。

     

    遠心条件と血小板回収率について、2010年の日本美容皮膚科学会誌より。

     

    当院では2回遠心分離法を採用しています。
    白血球、血小板を含んだ部分を条件を変えて分離します。

    採血管底の赤い部分に血小板、白血球、極少量の赤血球が凝集しています。

     

    血漿成分を多く取り去ることで、血小板の濃度を上げることは可能です。
    血小板の濃度が高いほどよいと言う訳ではないのです。

    適正な血小板濃度になるよう、血漿を取り去り、ボルテックスで撹拌します。

     

    でき上がった多血小板血漿です。

     

    多血小板血漿(PRP)はパスキンと呼ばれる3本針を用いて、面として注入することも
    あります。

    注入量はほどほどに、注入後のマッサージが治療のポイントです。

  • 英文論文

    2013-08-12 UP!     カテゴリー:W-PRP, 診療だより

    英文論文を読む習慣が減ってきました。
    こりゃ、いかんです。
     
    当院は8月14日よりお盆休みをいただいています。
    お盆休みに少しは勉強したいですね。
     
     
    眼瞼下垂と多血小板血漿療法(W-PRP)の論文。

     
     
    眼瞼下垂の論文(向かって左)は北澤先生からいただきました。
     
    ハードコンタクトレンズを装着している人はそうでない人よりも、眼瞼下垂に
    なるリスクが20倍も高いのです!
     
    コンタクトレンズ性眼瞼下垂症は治療が手ごわいです。
    挙筋腱膜がかなり薄くなっており、下垂手術をしてもある程度もどってしまいます。
     
    コンタクトレンズ性眼瞼下垂症では、ある程度兎眼になるくらい挙筋腱膜をしっかりと
    前転させ、瞼板固定します。
     
     
    多血小板血漿療法の論文(向かって右)はK先生からいただきました。
     
    白血球を添加した血小板療法のほうが、シワへの治療効果が高いことを、
    ヌードマウスの耳介組織をサンプリング、病理組織標本から検討されています。
     
    私が多血小板血漿療法を始めて5年経過しました。
    当初より、血小板分離法も進化していっています。
     
    血小板の分離についても、
    遠心分離は1回、それとも2回(Double spin)のどちらが効率がよいか。
    血小板回収に最も効率のよい遠心分離の回転数、時間はいくつなのか。
     
    多血小板血漿療法も奥が深く、とても興味深い治療です。
     
    合併症を限りなく抑え、最大限の効果を発揮する。
    SSクリニックの多血小板血漿療法(W-PRP)もどんどん進化していきます。

  • いつまでも若く! PRP(血小板血漿療法)

    2013-05-30 UP!     カテゴリー:W-PRP, 診療だより

    長期的に効果が継続する治療が好きです。
     
    要望の多い治療法の一つがPRP療法(多血小板血漿)です。
     
    以前、ブログに掲載した素敵なミセスさんです。
    治療してから2年4ヶ月が経過しました。
     
    最初は、会社の友人の紹介で来院されました。
    ほうれい線とそれにつながる口角横の線が気になると。
     
     
    49歳(初診時)。左のほうれい線です。口角横の線がくせもの
    です。この線は老けを感じさせます。

     
     
    ほうれい線よりも、細い線の治療のほうが大変です。
    意外ですが、事実です。
     
    PRP療法は、細い線も改善する可能性を持つ治療です。
     
    本人の血小板を分離して、塩化カルシウムで活性化してから
    ベストのタイミングで注射します。
     
    血小板の分離、細かい調整、注入法などいろいろと気を使う治療です。
    頭を使いすぎて、また少し髪の毛が抜けました(涙)。

     
     
    注射針も以前は32Gを用いていましたが、今は30G針を使用しています。
    注射針も細すぎると、真皮をつらぬく抵抗が強く、微細な感覚がつかみにくいのです。
    (注)数字が大きいほど、針の太さは細くなります。
     
    同じことを、ボトックス注射で有名な渋谷のH先生も言ってました。
     
    PRPを注入する深さは、京都のK先生とかなり細かく討議したことがあります。
    注入する深さ、一回毎の注入量がとても大切です。
     
     
    治療して2年4ヶ月が経過しました。
    経過はよく、効果が持続しています。触った感じも自然です。

     
     
    この患者さんは、ほうれい線にはPRP療法を1回行ったのみです。
    その他の治療は、いっさい行っていません。
     
    当院は皮膚科も併設しているので、湿疹などで長期に通われるかたも
    多いのです。
     
    素敵なミセスは51歳になりました。
    49歳の時よりも、頬のハリがよいと感じるのは、私の思い込みでしょうか?

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